¥2,445(税込)
販売開始:2019年09月29日00:00
五島美術館にて開催の「平安書道研究会800回記念特別展 平安古筆の名品-飯島春敬が観た珠玉の作品から-」の展覧会図録。
書家であり古筆研究者であった飯島春敬(1906~96)氏が生涯をかけて蒐集した仮名作品は、わが国最大の個人仮名コレクションとして知られ、現在は書芸文化院「春敬記念書道文庫」に収められています。
その膨大なコレクションは、春敬氏がはじめた書道史および仮名を学ぶ「平安書道研究会」で毎月閲覧に供され、同研究会は開始より1回も休むことなく2016年8月に800回を迎えました。
これを記念し、春敬氏蒐集の仮名作品に五島美術館のコレクション数点を加えた、平安時代の仮名作品およそ100点を展観する本展覧会の図録です。
出品作品すべてを大きなカラー図版にて掲載しています。
<目次より(章構成・掲載論文)>
・ご挨拶=五島美術館、書芸文化院
・仮名の成立と春敬コレクション=名児耶明
Ⅰ 仮名の成立から典型へ(九〇〇年頃~一〇五〇年頃)
十世紀
十一世紀半頃まで
Ⅱ 多彩な仮名表現の展開(一〇五〇年頃~一一〇〇年頃)
十一世紀半頃から
十一世紀~十二世紀
Ⅲ 仮名の新風の登場(一一〇〇年頃~一一五〇年頃)
十二世紀前半
Ⅳ 平安時代末期の仮名(一一五〇年頃~一二〇〇年頃)
十二世紀後半
十二世紀後半~十三世紀
十三世紀~
論文・資料
●仮名と源氏物語 池田和臣
●仮名の歴史・略年表 名児耶明
●釈文
◆2016年(平成28年)10月発行
◆191頁
◆A4ワイド変形判
◆縦29.7cm 横22.5cm 厚1.8cm
◆編集=五島美術館学芸部・大東急記念文庫学芸部
◆装丁デザイン=環境デザイン研究所・村上祥子
◆発行=公益財団法人五島美術館